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合理性の追求やライフサイクルコストの縮減が可能な堰構造の検討および設計を行っています。
■「いであ」河川構造物設計について■
<河川構造物設計のスタンス>
- 河道計画の検討、立案、魚類の生態調査・分析、環境の評価・保全、復元などに、豊富な経験と知識を有し、トータルな設計を手がけている会社です。
- 歴史、文化・風土、景観、機能と経済性の調和を図った河川構造物(堰、水門・樋門・樋管、排水機場、築堤・護岸等)の計画・設計において、先駆的な取り組みを行い、数多くの設計実績を有しています。
<堰の計画・設計>
- 堰周辺の河道計画や動植物・魚類調査、分析から堰実施設計までを一貫してできる会社です。
- 堰や水門の操作規則の策定や遠隔監視・操作設備設計などの各種ソフト・ハードの計画・設計を実施します。
- 堰の附帯施設である魚道設計では、調査、設計、工事中に至る全てのプロセスにおいて環境への配慮を同時並行でサポートします。
- 米国SR堰の視察やSRに関する委員会への技術資料の提供等、様々な研究・研鑽を重ねております。
<新技術への対応>
- 堰の計画・設計では、目的、河道特性、河川構造令等の要求基準を踏まえて、合理性の追求やライフサイクルコストの縮減を図れるゲート構造等について検討し、設計に反映する取り組みを行っています。
- ゴム堰、鋼製堰、SR堰など全ての堰設計に精通しています。特にSR堰に関しては、導入の段階から関与し、大規模なSR堰の設計においても多くの実績を有しています。
- わが国で初めての大規模SR堰詳細設計を、一級河川雄物川(東北)で実施しました。
- レベル2地震動にも対応して検討・設計ができる技術者を配置しています。
■SR堰の特長および構造概要■
| 開発元 |
米国オーベルマイヤー社が開発しました。わが国においては河道特性に適応する改良を加え、進化をとげてきています。 |
| 施工実績 |
欧・米で多くの実績を有し、わが国では、約50件の実績が有ります。 |
| 材質・構造 |
メイン部材を、鋼製扉体(Steel)とゴム引空気袋(Rubber)とし、圧縮空気を給気・排出することで起立・倒伏を行います(下記の模式図は大久保堰の例です)。 |
| 特長 |
■扉体天端を任意の水位に設定することができ、変動する流況に対し、安定した水位(流量)制御が可能
■流れを乱さない扉体形状と、スポイラー等の取り付けにより、振動・Vノッチの発生が生じず、安定した放流が可能
■鋼製扉体で、転石・流木から空気袋を保護し、安全・耐久性に優れる
■長径間ゲートでも複数のユニットに分割することにより、輸送・据付が容易で施工性・経済性に優れる
■軽量であるため、固定堰の天端やダムのクレスト部、既存の鋼製ゲート上の子ゲートとして設置が可能 |
■大規模SR堰設計事例■
〜雄物川上流「大久保堰設計」の特徴〜
- 堰周辺の河道計画検討、堰改築の必要性検討、堰設置位置の検討等を基に、堰構造形式の検討やSR堰の設計をはじめ施工段階まで、すべてにわたり先進的な設計としています。
- 小規模な出水でも大きく変動する河川水位に対し、左岸魚道の呼び水水路に魚道等の流況を調整(自動操作)できるSRゲートの設置を提案し、その施設設計を実施しました。
- 堰ゲート操作規則を検討しまとめました。また、堰ゲート遠隔監視・操作設備について設計を実施しました。
- 当堰における設計や現地試験を通して得られた知見は、(財)国土技術研究センターが発行した「鋼製起伏堰(ゴム袋体支持式)設計指針(一次案)」に反映されております。

大久保堰(東北地方整備局 湯沢河川国道事務所)完成写真
| 土木施設諸元 |
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全幅、長さ |
厚さ(質量) |
| 護床工 |
上流側:10m 下流側:50m |
3t型ブロック |
| 水叩 |
上流側:10m 下流側:10m |
0.9m |
| 堰本体 |
全幅130m(4径間)、長さ8.0m |
2.5m~0.9m |
| 魚道 |
■右岸側:アイスハーバー式魚道 B=3.0m(側面、底面粗石付)、L=50m ■左岸側:粗石付斜路式魚道(呼び水水路SRゲート付き) B=20m、L=173m |
| SR堰諸元 |
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本川ゲート |
呼び水水路調整ゲート |
| 門数 |
4門 |
1門 |
| 純径間 |
31.600m |
2.000m |
| 有効高 |
1.450m |
0.675m |
| 設計水深 |
1.950m |
1.175m |
| 1径間当りユニット数 |
6ユニット |
1ユニット |
■業務実績■
| 施設名称 |
施設規模 |
河川名 |
所在地 |
用途 |
発注機関 |
実施年月 |
| 下の井堰 |
34.60×2.80×1 |
徳須恵川 |
佐賀県 |
取水 |
国土交通省 武雄河川事務所 |
2003.3 予備設計 |
| 大久保堰 |
31.60×1.45×4 |
雄物川 |
秋田県 |
取水 |
国土交通省 湯沢河川国道事務所 |
2003.1 詳細設計 2005.3 竣工 |
| 大久古堰 |
36.90×2.77×2 |
宮川 |
岐阜県 |
取水 |
岐阜県 古川土木事務所 |
2005.10
詳細設計
2008.3
竣工 |
| 湯沢管内堰 |
28.80×3.00×4 |
雄物川 |
秋田県 |
取水 |
国土交通省 湯沢河川国道事務所 |
2006.3 詳細設計 |
| 矢懸井堰 |
31.20×2.32×3 |
小田川 |
岡山県 |
取水 |
岡山県 備中県民局 |
2008.7
詳細設計 |
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